13:00-21:00
¥3,500 / ¥4,000
前売り券はこちらより
Guest:
HIROSHI WATANABE aka KAITO ( Transmat / Kompakt )
KEN ISHII ( 70 Drums )
Hiroshi Okubo ( nanosounds )
Nhato ( Otographic Music )
TAKAMI ( REBOOT / BUZZ×3 )
DJ & Live:
AcidGelge -Live
wat
Takayuki Kamiya
VJ:
有馬トモユキ
KeitaroMaruhashi
SoU ( Otographic Music / wavfome )
KAZUMiX
Photographer:
EmAk
■HIROSHI WATANABE aka KAITO ( Transmat / Kompakt )
ドイツ最大のエレクトロニック・レーベルKompaktのアーティストとしてKaito名義の作品を発表する傍ら、ギリシャのKlik Recordsからも作品をリリースしている。
2002年に制作したKaitoの1stアルバム『Special Life』に収録された「Intension」がFrancois K.のミックスCDに収録されるなど瞬く間に大反響を呼び、10年以上が経過した現在も色褪せることのない名曲として語り継がれている。その後、Kompaktのコンピレーション・アルバムにも収録された表題曲を含む2ndアルバム『Hundred Million Light Years』を発表。この2枚のアルバムで一躍Kaitoの名は世界中に浸透し、バルセロナのSonar Festivalなどのビック・イベントでライヴを披露した。Kaito名義のオリジナル・アルバムでは常に対になるビートレス・アルバムも制作され、繊細かつ美しい旋律により幅広い音楽ファンに受け入れられている。
3rdアルバム『Trust』に対しての『Trust Less』では更にアコースティックな要素も取り入れ、リスニング機能をより高めた作品となった。本名のHiroshi Watanabe名義では自身最大のセールスを記録した1stアルバム『Genesis』に続き、2011年に『Sync Positive』を発表。タイトルが示す通り、リスナーを鼓舞させる渾身の作品となっている。またリミックスを機に交流を深めてきた曽我部恵一との異色コラボレーション・アルバム『Life, Love』ではメランコリックな音像と歌声が溶け合った叙情的なサウンドで新境地を切り拓いている。一方、ニューヨーク在住時代に出会ったグラフィック・デザイナー、北原剛彦とのダウンテンポ・プロジェクトTreadでは、シンプルで柔らかい上音と乾いたビートの融合を絶妙のバランスで確立し、ハウス、テクノ、ヒップ・ホップなどジャンルの壁を越えて多方面から注目を浴びることに。限定生産された5枚のアルバムと4枚のEPは不変の価値を持つ名盤として知られている。2013年にはKompakt設立20周年を記念して制作された2枚組DJミックス『Recontact』を、更にKaito名義としては4年振りとなるアルバム『Until the End of Time』を発表。新生Kaitoとも言える壮大なサウンドスケープが描かれている。
2016年初頭にはテクノ史に偉大な軌跡を刻んできたデトロイトのレーベルTransmatよりEP『Multiverse』をリリース。主宰Derrick Mayの審美眼により極端に純度の高い楽曲のみがナンバリングされるため、近年はリリースそのものが限定的となっている中での出来事。EPと同名のアルバムは、さながら宇宙に燦然と煌めく銀河のようなサウンドが躍動する作品となっている。
歴史を創出してきた数多のレーベルを拠点に世界中へ作品を届け続けるHiroshi Watanabe。日本人として前人未到の地へ歩みを進める稀代の音楽家と言えるだろう。
■KEN ISHII ( 70 Drums )
テクノ・アーティスト、DJ、プロデューサー、リミキサー 。「東洋のテクノ・ゴッド」の異名を持つ。
’93年、ベルギーのレーベル「R&S」からデビュー。イギリス音楽誌「NME」のテクノチャートでNo.1を獲得、’96年には「JellyTones」からのシングル「Extra」のビデオクリップ(映画「AKIRA」の作画監督/森本晃司監督作品)が、イギリスの“MTV DANCE VIDEO OF THE YEAR”を受賞。’98年、長野オリンピック・テーマインターナショナル版を作曲し、全世界でオンエア。2000年にはアメリカのニュース週刊誌「Newsweek」で表紙を飾る。’04年、スペイン・イビサ島で開催の“DJ AWARDS”でBEST TECHNO DJを受賞し、名実共に世界一を獲得。’05年「愛・地球博」で政府が主催する瀬戸日本館の音楽を担当。’17年にはベルギーで行われている世界最高峰のビッグフェスティバル「Tomorrowland」に出演をはたしている。2019末、13年振りとなるアルバム「Möbius Strip」(メビウス・ストリップ)をリリース。今年デビュー30周年を迎え、楽曲リリース、イベント出演のみならず、様々なプロジェクトに積極的に挑んでいく。
■Hiroshi Okubo ( nanosounds )
ゲームサウンドクリエイターとしてドライブゲーム、フライトシューティング、アイドルゲーム等数多くのサウンドデザインおよびトラックメイクを担当。90年代にドライブゲームのサウンドプロデュースでN.Y.のハウスレーベル「BPM King Street Sound」とコラボレーションによりゲーム音楽の世界にハウスミュージックを取り入れる等、ハウスミュージックを愛する。個人名義でもDiverseSystemのハウスコンピレーション「AD:HOUSE」「AD:TECHNO」「秋葉原重工コンピレーション」シリーズ参加、HiroshiWatanabe氏の楽曲リミックス、「BPM King Street Sound」作品へのリミックス参加。2021年にオリジナルアルバム「Flowers,Birds,Wind and Moon / Hiroshi Okubo (nanosounds.jp) feat. SAK. 」をリリース。積極的なクリエイティブを展開。
DJとしてもオフィシャル、プライベートで数多くのイベントに参加。Redbull Music Academy “Live at Cart Diggers”、アニメジャパン”AJ Night”、秋葉原住宅、他。2017年~2020年(コロナ禍)まで隔月イベント「Creators.」をオーガナイズ&プロデュース。現在イベント「MeetAtSeven」をオーガナイズ。
■Nhato ( Otographic Music )
1987年に東京に生まれ、高校生の頃に音楽製作活動を開始。オランダの巨匠であり90年代からダンスミュージックシーンを支えた重鎮Marcel Woodsに才能を見出され、2008年にデビュー。それを契機に活躍のフィールドを世界へと広げ、2011年にはArmin van Buuren(英DJ Mag誌の読者投票による人気ランキング世界第1位をこれまでに5回獲得)が擁する世界最大級のダンスミュージックカンパニー「Armada Music」と契約。その後、これまでにArmadaグループ傘下の数々のレーベルからオリジナル曲やRemixを発表。特にFuture Sound of Egypt ExcelsiorレーベルのBjorn Akessonとは親交が深く、同レーベルから発売した「Aurora」はクラブ音楽配信サイトBeatportのBest Of Trance 2014に選ばれた。
日本では、2009年に設立されたOtographic Musicの中心的存在として活躍。2012年6月に発売した1stアルバム「Etude」は、オリコンインディーズアルバム週間ランキング16位にランクインし、Armin van Buuren、Mat Zo、Porter Robinson、W&WといったワールドトップDJもアルバム収録曲をDJセットに取り入れた。2015年に発売したシングル「Kaede」では日本人初となるBeatport Trance単曲チャートの1位を獲得。DJ活動においては、2009年にMarcel Woodsの来日ツアーのサポートDJを務めたことをきっかけに活動の場を広げ、これまでにMagnificent、Landcapeなど国内の代表的なTranceパーティに出演。Ferry Corsten、Aly & Fila、Marcus Schossow、David Gravell、Alex M.O.R.P.H.などの来日時にも共演を果たしている。
それ以外にも、音楽ゲーム「beatmaniaIIDX 19th Lincle」への楽曲提供や、音声合成ソフトウェアVOCALOID® 3ライブラリ「IA -ARIA ON THE PLANETES- 」および「IA DAW PACKAGE」の公式デモソングを担当するなど、クラブシーンだけに留まらない活動を展開中。Nhatoの創り出す鮮烈なサウンドは、国境やシーンの壁を超えたあらゆる層の人々を魅了している。
■TAKAMI ( REBOOT / BUZZ×3 )
1995年からDJを始め、現在は国内最長寿テクノパーティー「REBOOT」やアフター・アワーズの決定版「BUZZ×3」のレジデントDJとして活躍中。
他、2012年6月より日本初のダンス専門インターネットラジオblock.fmにて「radio REBOOT」(第3水曜日 20:00~)をレギュラー担当。
東京を拠点にテクノやハウスなどのジャンルを問わず様々なパーティーでゲストプレイし意欲的な活動を行っており、Charlotte de Witte,Amelie Lens,THE ADVENT,CHRISTIAN SMITH,HARDFLOOR,MARCO BAILEY,FILTER HEADS,CRISTIAN VARELA,SIAN,TOMEHADES, Steve Red Head など、ワールドクラスのDJ来日時にも共演し、「TECHNO」を基調として4DECKSを駆使した独自のファンキーな選曲と安定感のあるプレイスタイルは幅広いオーディエンスやDJの間で評価が高い。また、ロック&クラブマガジン「LOUD」によるDJ人気投票「DJ 50/50」にも、2006年より連続ランクインを果たしたことから、キャリアと共にその根強い人気の高さが伺える。2002年9月には、MOON AGE RECORDINGSからリリースとなったデビューEP.「AGAINST THE OVERDRIVE E.P.」はQ’HEY、DJ SHUFFLEMASTER、YAMA、DJ UIROHなどから高い評価を受けた他、ドイツのクラブ誌「raveline」では5つ★の評価を得て話題を呼んだ。
その後、秋葉原重工など数多くのレーベルからリリースを重ね、そのトラックのオリジナリティーの高さからリミキサーとしても作品を提供している。